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小池アドバンス「問診票診断」

栄養解析には、まず血液検査!と思っている方に、

ぜひ活用していただきたいのが、「問診表」のお話です。

ただ丸をつけさせるだけに使っていたらもったいないです。


意外と何科にかかって良いか分からないからっていう理由で、

内科とか栄養カウンセラーに来る場合もあります。

栄養療法やり始めてちょっとデータ読めるようになってくると、栄養でなんでもできると思い込んでいませんか?


数枚もの問診票から、症状が起こる理由とその裏にある生化学的な状態を推測することで、

・消化吸収がうまくいっていなさそう

・低血糖がありそう

・貧血がありそう

・腸内環境が悪そう、

・上咽頭炎がありそう

・副腎疲労がありそう

・交感神経優位そう、

・自律神経とミトコンドリアの活性など が予測することができます。


250分にわたって、

問診から予想されるデータだけではなく、
検査項目と問診に矛盾はないか、

問診で確認しておきたいこと、

検査に追加する項目、
専門医への紹介の必要性、

各項目の陰に隠れてる病気を把握しながら、問診を進めることができる情報が満載です。


医療関係者だけでなく、トレーナーやセラピストの方にもおすすめです。

 

項目の意味を探る~陰に隠れている病気~

項目一個一個の意味を考えてみたいと思います。

「口が乾く」

これが誰が言っているのかが大事。

患者さんというのは、いろんな年齢層の方が来ます。小さい方からお年寄りまで外来に来ます。

「喉が渇く」、「いつも口が渇いて辛い」と言ったら、何を考えるか。


全年齢で考えなければいけないのが、甲状腺機能低下。

赤ちゃんでも高齢者でもあります。



あと亜鉛欠乏症。成長期は当然亜鉛が足りなくなってきます。

高齢者になってくると骨粗鬆症で需要が増えたりとか胃酸欠乏があるのでミネラルの吸収が悪くなることがあります。

副腎皮質機能低下症は、副腎疲労でも起こることがあります。あと、成人の成長ホルモン分泌不全でも起こることがあります。腫瘍だったり、外傷だったりすることが多いです。


口が渇いたっていうとこれらの原因があるんですけど、生殖できる年齢の人は、必ずシェーグレン症候群は鑑別にいれたい。年齢と性別と口が渇いたという3つの情報からこのあたりは考えられるということです。


高齢者の場合、確率が高くなってくるのは糖尿病です。

もちろん、小さい子や若い方でもあるんですけど、確率から言ったら、この年齢の口渇は糖尿をまず疑いたい。意外と高齢の方でも炭酸飲料とか清涼飲料水がぶがぶ飲んでいる方います。


もうひとつ絶対聞いてほしいのが、カフェイン摂取です。

小さい子でもペットボトル持たされて飲んでいることがあります。OLさんでずっとコーヒー飲んでいる場合があります。あと高齢の方は、家にいるのでずっとお茶飲んでいることがあります。そうしたら当然シェーグレン症候群のような症状が出ます。

口が渇くからますます飲む。コーラとかだとブドウ糖果糖液糖とカフェインがダブルでくるのでずっと喉が渇いています。

 

年齢・性別によって、起こりやすい病気がある

例えば、女性に圧倒的に多いのが骨粗鬆症。骨粗鬆症は完全に性別と年齢が関係している病気です。

40代まではそんなに変わらない。50代くらいから差が出てきて、60代になると男性と3倍の差が出てくる。これは、女性ホルモンが関係してるからです。

骨のもろさ、骨の丈夫さに問題に関係してくるのが女性ホルモンのエストロゲン。加齢がリスクファクターになります。閉経になってエストロゲンがどんどん減ってくると、骨密度が下がって結果的に骨折のリスクは女性の方が多くなってくるのです。


問診票で60代で女性と書いてあって、腰が痛いって言ったら骨粗鬆症による腰の痛みかなと考えて良いです。

60代男性で、腰の痛みを言って来たら最近重たいもの持ちましたか?って聞く方がいいと思います。

 

   身長、体重からどこまでわかる?

身長体重、ウエスト情報。これ何のために聞いているのでしょうか?

身長・体重だけだったら医療機関でなくても聞けますよね。

エステティックで、痩せたいから来た人に、過去の状況を聞くといろんな事見えてくるかもしれないです。

これ、背が高くて、かっこいいって言うために聞いてわけじゃないんですね。


身長と体重で、ざっくりBMI、太っているか、痩せているかがわかります。



体重と身長の比がわかることで、普段の食事がかなり違ってきます。

「普段何食べていますか?」っていう質問につながってきます。

すごく小食なのに体重が多い場合、たくさん食べているのに体重が多い場合、これで考えられる疾患が変わってきます。


どうして太るのか。一般的には血糖値の乱高下が原因になることが多いです。

糖質ばっかり摂っていると当然血糖値は乱れてきます。

この血糖値が高い部分、インスリンがたくさん出ます。

余分な部分は、脂肪細胞に取り込まれて、脂肪細胞の肥大につながってくる。

ということは食べ物の量、タイミングのコントロールが必要になってきます。

もし頭痛で来たとしても、この身長体重をみて異常だなと思ったら、関係してくるかもしれない。

膝が痛いって言っても身長・体重比からどうしたらいいか計画が変わってきます。


こういう風に赤い部分に入っている人、ただの食べ過ぎですよで返していいのかどうか。

やっぱりちゃんとやっておきたいのは病気の鑑別です。病気の鑑別はしておきたい。


続発性肥満で多いのが、クッシング症候群、甲状腺機能低下、成長ホルモン欠損症。

成長ホルモンがうまく出来なくても代謝が落ちて太ってきます。

あとインスリノーマ。インスリノーマって、インスリンがたくさん出て低血糖起こしやすいんですけど、インスリンが出て体の脂肪が増えてくる場合もあります。


あと性腺機能の低下。女性ホルモン、男性ホルモンが落ちてくると太ってきます。

あと多膿疱性卵巣症候群っていうのがあります。卵巣の中にいっぱいお水がたまって、いっぱい農法が出来るんですね。これが出来てくると女性でも男性ホルモンが多くなってきます。

男性ホルモンが多くなってくるので、月経が止まることがあります。男性ホルモンが出てきて、月経が止まるので、実はこれスポーツ選手に隠れていることがあります。

男性ホルモンが多くて、筋肉がしっかりついてくる。生理がなくなるので、鉄欠乏がなくなる。

ただひげが生えてきたり、男っぽくなったりすることがあるので、スポーツ選手の中でそういう兆候があったら調べてもらいたいと思います。太っているからご飯減らすという考え方だとこのあたり見逃します。


あと、遺伝性の肥満、視床下部性の肥満もあります。

視床下部のホルモンのバランスが悪くて太ってしまうんですけど、原因としては、腫瘍とか外傷、けが、炎症で起こる場合もあります。

あと薬剤性。ステロイドを使っていると太ってきます。あと向精神薬は食欲が増すので、太ってくることがあります。身長体重見ただけで、このあたりの病気が隠れていないかなっていう問診が必要です。

 

  小池先生からのメッセージ

栄養療法クリニックに行くと、とんでもなくたくさんの質問が並んだ問診表を渡されてうんざりしたことはありませんか?

実は、あの質問には深い意味が込められているのです。
問診から予想されるデータは?
検査項目と問診に矛盾はないか?
ルーチン検査に追加する項目はあるか?
専門医への紹介の必要性は?
その症状が起こる理由とその裏にある生化学的な状態を推測するための有効なアイテム「問診表」
ぜひ上手に活用してください。
この動画はせっかくのこいけアドバンスなのにほとんど画面が動きません。ご了承ください。

講師


小池雅美
小池雅美

小池雅美 医師
臨床分子栄養医学研究会特別認定指導医

東海大学医学部卒業。
日本東洋医学会専門医
日本医学放射線学会
放射線診断専門医
検診マンモグラフィ読影認定医
日本抗加齢医学会会員

栄養外来を行う傍らで、実践講座の主任講師を務め、漢方の豊富な知識と経験をいかして全国で公演活動を行っている。データから性格や食生活を正確無比に読みあてるライブ講座には特に熱烈なファンが多い。


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